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〔道案内事変〕
1/26。
カウンタが思っていたよりも景気よく回っているようで、大変喜ばしい事です。
有り難う御座います。
メールが来ないのは切ないですが、気にしないことにします(涙目
ってなわけで、今回は何をやらかしたかというと。
「道案内」。
良く英語のテストで出てくる類の、書けるけど実際はちょっとネという無差別ボランティア。
ただ今回は相手が日本人だったので俚も余裕の対応。
のはずだったのだが。
いやー、面白かったですよマジで。
では、俚の記憶が鮮明なウチにお話し致しましょう。
ほんの2,3分前まで外にいた人間が打っていますので、多少お見苦しいところがあると思いますがご了承下さい。
頃は5時頃。
俚は帰路にあった。
実は本日、我が中学の2年の多くがカゼにて倒れ
明日前期選抜だという三年生様
の健康が懸念され、2,3年は午前の授業の後給食だけ食べて下校となった。
<<俚の用語解説コーナー>>
前期選抜・・・俚の住む長野県で今年から導入された公立高校入試制度。
某ガラス張り県知事の発案で、世に言う「自己推薦型入試」。
因みに従来のペーパー入試は「後期選抜」にあたる。
このため入試が二回になり、より合格のチャンスが増えた。
ただこの県知事、今まで12学区だった通学区をいきなり
4学区に縮めてくれた
ので、俚としては喜ぶに喜べない状態である。
本日は月曜日。
俚が年中さん、「ねーねー魔法剣士レイ○ースごっこやろー」等と今思えばほほえましいというかうらやましいというか
試験前に思い出したくないと言うか
の頃から
通い続けた公文の日だ。
やってて良かった公文式。いやマジで。
ココのお陰で俚の成績は見れるものになっているのですが、そんな宣伝はいいですね。
えー、何だったかな
そうそう公文。(ぇ
俚の通う公文は午後三時から。
本日は道連れ学年閉鎖の為、完全下校が2時だった。
そのため一度帰宅し私服にて公文へGO。
最近公文で頂いたポータブルCDプレイヤー&JAM PROJECTのベストのCDをお供に出かけた。
<<俚の用語解説コーナー>>
公文で頂いた・・・公文ではポイント制のプレゼントがある。
数学・国語・英語の3教科のうち、1教科を1ヶ月学習=1ポイントとし、
一定のポイントまで溜まると自分の好きな物と交換できるというもの。
俚は長野に移ってきてからの6年間、数学と英語を必死に
希にヤケクソに
学習しついにそれを100ポイントにまで溜め、CDプレイヤーに換えた。
あと20年はお友達で居て貰うつもりです。
JAM
PROJECT・・・俚の大好きなアーティスト。
ドラゴンボール好き→ドラゴンボールのCD集める→影山ヒロノブさん大好き=JAM大好き、となったわけで。
JAMのリーダーが影山さんなんですヨ。
皆さんも是非、聞いてみてください。今日は宣伝ばっかりですね。
あー、何やったかな
そうそう公(以下略)
耳から流れてくるお気に入りソングに思わずノる俚。
流石に公衆の面前で歌い出すようなマネはしないが、テンションは最高潮。
そのまま公文に入る。
えー、ここから約1時間お勉強。
えー、省略。
本日のノルマ終了。
そそくさと教室を出て、ポータブルCDプレイヤーと再開。
「〜〜♪」
足取りも軽やかに帰路に付いた。
そこへ。
やけににこやかなおじいチャン
が歩いて来るではないか。
しかし見覚えがない。
後ろに知り合いでもいるのか、と気にもとめずに歩く。
と。
「〜〜〜!〜!」
なんか、目合うんですけど。
どうやら、
俚に話しかけている模様。
取りあえず
しぶしぶ
イヤホンを外し、尋ねる。
「はい?」
「あの!すいません、セブ○イレブンって何処ですかね?」
来た。
来たよ。
無差別ボランティア提供者が。
しかしお人好しというか優しい俚は、きちんと教えてあげる。
優しいならしぶしぶとかねぇよとか言わないでやってください
「あー、えっと」
「このへん下って行けばあるって聞いたんですけどね?」
おっちゃん。
最後まで聞いてくれや。
ってーか、誰か知らないけど
ウソはいけないよウソは。
このへんにセブ○なんてねぇよ。
いくら道案内が面倒でもな、やって良いことと悪いことがあるぞ。
そのお陰で
道案内の下手な中学生が
おっちゃんが困ってるぞ。
等と思いながらも、俚は説明を続ける。
「えーと、このへんにはないですね・・・向こうの方に行けば1軒ありますけど」
「あ、そーですか!それってここから遠いですかね?」
「遠いというか・・・信号で引っかからなければ15分くらいで着くとは思いますけど」
「そーですか・・・ここを、ずーーっと行けば良いんですかね?」
「あ、いえ、ここの通りを出てですね・・・○安堂のあたりなんですが分かります?」
「あーちょっと分からないですね」
片手で必死にCDプレイヤーを止めながら話す俚。
元々説明するのが苦手な挙げ句、相手がこの辺りに詳しくないと来た。
説明するのも面倒なので、ここは必殺
「あの、よかったらお送りしましょうか?」
「あ、本当ですか?助かります!」
こうして俚は、作業着に身を包んだおっちゃんと道を共にすることとなった。
袖ふれあうも多生の縁というか一期一会というか。
こういう人との会話とは、以外に弾んじゃったりする。
「お姉ちゃんいくつ?」
ああ、スタンダードな質問だ。
おっちゃんだもんなーこんな昼間に私服で歩いてる学生っぽい人間見かけたらまずコレだなーとか思いながら。
「15です」
「ほー15かー、じゃあ・・・」
「中学3年です」
へへへやったぜカウンターだ!
必殺:最後まで聞かない攻撃。
今考えると、小学生以下です。
しかしおっちゃん動じない。
「ほぉ〜15か〜いいね〜若いね〜このころが一番良いなぁ」
適当に笑って誤魔化す。
ええ、本当です。
このころが一番良いです。
試験前にパソコンいじれますもん
「俺はね、64だよ。」
「あー・・・じゃあ、うちのおばあちゃんと2歳違い・・・かな?」
えー、ニアピンでした。
コイツ人の年齢覚えるの苦手なんですよ。
というか、記憶系全般がボツなので。
「あー、そうかぁ%$&HUOJHFF」
えー、何を行っているのか聞き取れませんでした。
取りあえずこう言うときは。
必殺:ごまかし笑い攻撃。
作戦は成功。
というか、会話が切れた。
そこでふと俚は感じた。
おっちゃんが見えねぇ。
ふ、と振り返るとちゃんと居たので安堵。
どうやらおっちゃん、歩くのが遅い模様。
合わせた方がいいのか、それとも俚が先導のためにわざと後ろを歩いているのか分からないので、取りあえず普段の0.78倍のスピードで歩く。
すこし大きめの道路に出ると、デ○リーストアを発見。
セブ○じゃなきゃあかんのかいと心の底で呟きながらスルーしようとすると、
「あ、あれはスーパーですかね?」
・・・・
いや
待ってくれ
「あ、いえ、コンビニです。デ○リー。」
焦る俚。
おっちゃん、まさかコンビニは
セブ○だけだと思ってないか?
そんな俚に追い打ちをかける一言。
「じゃあ
みかん
売ってますねぇ?」
いや
だから
待ってくれ
俺15年生きてきたさ
ああ おっチャンに比べれば全然短ぇさ
けどさ
俺
みかん
売ってるコンビニって知らねぇよ
「あぁあの、コンビニエンスストアですから、みかんは売ってないと思いますけどね」
「あぁ、そうですか」
今思えば、あのとき良く冷静なツッコミが出来たと思う。
この時点で俚は、おっちゃんがコンビニを理解していないのではなく
単に俚の話を聞いていなかったこと
に気付く。
おっちゃん面白ぇ。
短気な俚が心の奥底で呟く。
こんなに和やかなのは、きっとJAMのお陰だろう。
「デ○リーってお金のヤツやってないでしょうかね?」
「お金?」
「ええ。仕事のやつで、なんかFAXで送れるとかっていう・・・」
いや、
金はFAX出来ねぇぞ。
きっとおっちゃんがいいたいのは、コンビニ振り込みの事だ。
「流石にデ○リーではやってないと思いますねぇ」
「あ、そうですか」
こうして2人は、
みかんも振込機もないデ○リー
をスルーした。
てくてくと歩くこと3分。
「そろそろ見えますかね?」
・・・いや、待ってくれ。
「いえ、まだです」
「まだかかりますかね?」
「あー、まだ10何分かは・・・」
気が早いおっちゃん。
まだセブ○の通りに出ていない寧ろ
スタートラインの時点での質問
に少々戸惑いながら俚は歩く。
そしてまた何分後。
「まだかかりますかね?」
あの。
俺の話聞いてました?
「えっと、あの信号を右折した先なんですよ」
「右折したらすぐ見えますかね?」
「あ、いえ、まだ歩くんですけど」
「あ、そうですか」
そして、信号に着き右折する。
そこでまた一言。
「見えますかね?」
・・・説明不足だったか。
「あ、いえ、この先の信号を二つ越えたところにあるので、流石にまだ見えませんね」
「あ、そうですか」
そんなに早く着きたいのか。
なら何故
地図を書いて貰わなかったのだぃ?
等と思っている俚に。
突然、2つの事柄が脳裏をよぎる。
(滝汗
1:
セブ○、
向こう側にあったわ
冷静に考えると、
誰もウソついてなかった事件。
確かにおっちゃんが居た方にセブ○はあった。
ただし1,2kmほど遠かったが。
次の事柄が、一瞬俚を凍らせた。
2:
あのコンビニ、
ホントにセブ○だったっけ?
なんか。
デ○リーだったような気がするんですけど。
記憶能力の低さが早くも証明されました
うわーどうしよう
「よかったらお連れします」なんて
いい人ビーム炸裂で
期待させるだけさせて「あ、違った☆」ですまねぇよ
うわーどうしよう
どうしようもねぇよ。
俚はポーカーフェイスで、密かにセブ○があることを祈った。
そこへ、例の一言。
「あのー、まだかかりますかね?」
嫌。
たのむから
今それ聞かないで。
「・・・あ、はい、もう何分か・・・」
というか。
ここまで何回も聞かれると、信用されてないみたいだ。
何なんだいおっちゃん俚を信用してくれよ
尤も今回は
それがアダになりそうだけど
そんな俚の思いを知ってか知らずか(知れねぇよ)おっちゃんは話題を変える。
「あのー、この辺に八百屋はありますかね?」
「あ、はい。この通りのすぐソコに・・・」
「近いですかね?」
「はい。スグですね」
八百屋には自信があった。
最近ばあちゃんの手伝いで行ったので。
2,3ヶ月前だが。
「じゃあ、セブ○の後でお連れします」
「いやいやいや、大丈夫です。近くでしょ?お姉ちゃん遅くなるといけないから」
「そうですか」
なんか。
おっちゃんが初めて大人な発言した。
いやいや、そこはきっとツッコンだらいけないところだ
無かったことにしておこう
軽い沈黙の中、1つ目の信号に差し掛かる。
「もう見えますかね?」
「あ、いえ、まだ1つ信号があって、その先なんです」
「あ、そうですか。」
・・・・
もう何も言うまい。
「あの、こっち側でしょうか、セブ○」
「あ、いえ、信号わたります」
「あー、はいはい」
おっちゃん。
何故そんなに道を聞く?
「えーと、この道を左折して、クリーニング屋の所をまがれば帰れますよね?」
「あ、はい」
しきりに道のことを聞くおっちゃん。
それが意味する物はいったい何だったのか。
もしや、会話するネタがないもんで
せめて道の話でもしとこうって魂胆か?
俚がそんな疑問を持って1分程度が経つと、向かいにロー○ンが見えた。
「あー、ロー○ンじゃあ出来ないですかね」
「あぁ・・・でもそれらしい機械はありますよ、チケットとか頼むヤツですけど」
もちろん俚のいいたいのはロッ○ーだ。
実は俚、以前に
亀さん
とこのロッ○ーで「ミュージカル テニスの王子様 不動峰が何たら」(ファン失格)というミュージカルのチケットを取ろうとし、
見事売り切れを食らう
という悔やみきれない思い出があった。
出来れば会いたくないが、まぁしょうがねぇだろう。
「入ってみますか?」
「そうですね。近い方がいいし」
うん
できればそうしてくれ
セブ○あるか分かんねぇし
「じゃ、行って来ますんで」
「あ、はい」
やや小走りに店内へ。
「あのー、すいません、お金を振り込みたいんですが」
おっちゃん、店に入るなりレジのお姉さん直撃。
しかもそのレジ
後ろに人並んでるのに
彼らの不満に満ちた視線は何故か
俚の方へ
ああ目線が痛い
別にこの人俚の身内でも何でもないんですだから
そんな目で見るんじゃねぇ
「送金ですか?そちらの機械では行っていますが店からはやってないですね」
冷静なお姉さん。
袋に物を詰めながら早口で返答してくれた。
「あ、そうですか、すいません」
あきらめた2人は、再びセブ○へ。
少しすると2つ目の信号に差し掛かった。
「もう見えますかね?」
嗚呼。
本日何回目かしら。
でも、今は違う。
やっと答えられる。
正答率極めて低いけど
「あ、はい。もうすぐです」
「へ、いっぱい歩いちゃった」
嗚呼
不様 神様 デンデ様ぁぁぁぁ ※一部不純物が混じっております
せめて試験だけは気分良く受けさせて下さい
あーもーこれでもし違ったら「いいよ」とかいいながら実は
すっごい恨めしそうな顔で
心の底では「パチこきやがってこの尼ぁ しばいたろか!」なぁんて叫ばれて
めっちゃくちゃ重い空気のなかリターンしなきゃいけねぇんだ
んでもって明日の面接の時そんなおっちゃんの溜息や恨めしそうな顔がフッと浮かんできて失敗して落ちるんだぁぁ
人助けなんてするもんじゃねぇなぁぁぁぁ(狂
そもそもおっちゃん作業着着てるだろ
労働系の仕事をしてるんじゃないのか
頼むたかが15、6分歩くぐらいで
疲れないでくれ
静かにパニくる俚。
青信号を渡る。
あぁ もう どうにでもなれ。
「もうすぐですよね?」
ああ 笑顔だよ
「あ・・・はい・・・多分」
と、目の前に。
見覚えのある看板が。
「あぁ、ありましたよ
セブ○!!
」
やったよ!
ちゃんとセブ○あったよ!
おっちゃんより10倍くらい嬉しそうな俚
あぁよかった
しばかれずに済んで
えー、なんか景気よくスクロールバーが小さいので、前後編に分けたいと思います。
帰る
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